- スキャナーの種類が多く何を選べばいいのかわからない…
- 大量の書類を簡単に処理できるスキャナーを知りたい!
- プリントした写真やネガを画像にできるスキャナーはある?
ペーパーレス化でデータ化できるスキャナーの製品が増えてきました。しかし、スキャナーならどれを使っても同じわけではありません。
スキャナーの特性を確認せずに選んでしまうと、求める作業ができない可能性があります。ただ、スキャナーは数多くあるため、どれを購すればいいかわからない人が多いものです。
この記事では、タイプ別におすすめのスキャナーを分類し、失敗しないスキャナーの選び方を解説します。記事の内容を参考にすれば、自分の目的に合ったスキャナーを選び、大切な書類や写真をデータ化できます。
厳選したスキャナーを以下でタイプ別に比較しました。利用目的に合わせて総合的に判断しましょう。
製品 | タイプ | 大量処理 | A3読取 | 両面読取 | 携帯性 | ネガ・ポジの スキャン | 名刺管理 | タイトル |
ScanSnap iX1600 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | A3キャリアシート(別売)使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA-DR-C225W-II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
DS-571W | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | キャリアシート 使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA DR-C230 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap iX1400 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | A3キャリアシート(別売)使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA DR-C225 II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
imageFORMULA DR-C225 II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
FF-680W | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | キャリアシート 使用時 | 詳細を見る | |||||
GT-X830 | フラットベッド スキャナ (フィルム用) | 詳細を見る | ||||||
GT-X980 | フラットベッド スキャナ (フィルム用) | 詳細を見る | ||||||
CanoScan LiDE 400 | フラットベッド スキャナ (書類用) | 詳細を見る | ||||||
GT-S650 | フラットベッド スキャナ (書類用) | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap iX100 | ハンディスキャナ | 詳細を見る | ||||||
imageFORMULA P-208II | ハンディスキャナ | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap SV600 FI-SV600A | オーバーヘッド スキャナ | 詳細を見る | ||||||
iCODIS | オーバーヘッド スキャナ | 詳細を見る |
スキャナーおすすめ16選
数あるスキャナーの中から厳選したおすすめのスキャナーをタイプ別で紹介します。
製品 | タイプ | 大量処理 | A3読取 | 両面読取 | 携帯性 | ネガ・ポジの スキャン | 名刺管理 | タイトル |
ScanSnap iX1600 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | A3キャリアシート(別売)使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA-DR-C225W-II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
DS-571W | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | キャリアシート 使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA DR-C230 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap iX1400 | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | A3キャリアシート(別売)使用時 | 詳細を見る | |||||
imageFORMULA DR-C225 II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
imageFORMULA DR-C225 II | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | 詳細を見る | ||||||
FF-680W | シートフィード スキャナ (ADF搭載) | キャリアシート 使用時 | 詳細を見る | |||||
GT-X830 | フラットベッド スキャナ (フィルム用) | 詳細を見る | ||||||
GT-X980 | フラットベッド スキャナ (フィルム用) | 詳細を見る | ||||||
CanoScan LiDE 400 | フラットベッド スキャナ (書類用) | 詳細を見る | ||||||
GT-S650 | フラットベッド スキャナ (書類用) | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap iX100 | ハンディスキャナ | 詳細を見る | ||||||
imageFORMULA P-208II | ハンディスキャナ | 詳細を見る | ||||||
ScanSnap SV600 FI-SV600A | オーバーヘッド スキャナ | 詳細を見る | ||||||
iCODIS | オーバーヘッド スキャナ | 詳細を見る |
上記のスキャナーはいずれも実績のあるメーカーです。メーカーの公式サイトでは、設定の細かい説明が書かれています。
シートフィードスキャナ(ADF搭載)で大量の書類処理
ScanSnap iX1600 FI-IX1600 / FUJITSU
- 簡単操作のタッチパネル搭載
- 高速スキャン、高速起動などストレスのない高性能機能。
- ワンタッチでスキャンした原稿をクラウドサービスへ直接連携。
imageFORMULA DR-C225 II / キャノン
- 無線LAN に対応し、PCを使わずにモバイルでファイル送信が可能。
- 電子帳簿保存法に対応するモードを搭載
- 重送による読み取りエラーを抑止する「ダブらんスキャン」を搭載
DS-571W/ エプソン
- カラーで両面70面/分(片面35枚)の高速読み取り
- 自動給紙で、幅広い種類の用紙をデータ化
- スマートフォン・タブレット端末から直接スキャンが可能。
imageFORMULA DR-C230 / キャノン
- 最大60枚の大容量ADF(自動原稿送り装置)で、効率的な高速スキャンを実現。
- プラスチックカード、名刺、封筒、複数枚原稿など様々な原稿を快適に電子化。
- スキャンアプリケーション「CaptureOnTouch Pro」により、よく使うスキャン設定と出力設定の組み合せを、最大9パターンまで登録可能。
ScanSnap iX1400/ FUJITSU
- ワンボタンにより、簡単にスキャン可能。
- 高速スキャン、高速起動などストレスのない高性能機能。
- 読み取りからデータ整理・活用まで一元管理「ScanSnap Home」に対応。
imageFORMULA DR-C225 II / キャノン
- スキャン画像を、色調整、傾き調整、トリミングとラクラク編集
- 「セパレーター」の表示に対応し、移動・削除も可能。
- スキャンデータを各種クラウドサービスに転送可能。
写真のデータ化
imageFORMULA RS40 / キャノン
- 最大40枚の写真をまとめてセットし、連続スキャンが可能
- 年賀状の表裏を見開きで保存
- ワンタッチで使えるシンプルな画面
FF-680W / エプソン
- 紙焼き写真の大量・高速スキャンを実現。
- 経年劣化で色あせてしまった写真を鮮やかに蘇らせる退色復元機能を搭載。
- 写真用スマートデバイス版アプリケーション「Epson FastFoto」でクラウドサービスに画像をアップロード。
フィルム・ポジのデータ化
GT-X830 / エプソン
- 画質とスピードを両立したミドルレンジモデル。フィルムからのスキャン。
- 色再現力を追求したα-Hyper CCDⅡ。フィルムに刻まれた美しさをあまさず再現するために高性能レンズを搭載プロ仕様に匹敵する、6,400dpiの解像度。
- 35mmからブローニーまで、多彩なフィルムに対応。
GT-X980 / エプソン
- フォトスキャンの画質に徹底的にこだわったハイエンドモデル
- 4種類のフィルムホルダーを使い分けることで、35mmストリップ・マウント、ブローニー(最大6×20cm判)、4×5フィルムなど様々なフィルムに対応。
フラットベッドスキャナ(ドキュメント)
CanoScan LiDE 400 / キャノン
- スリムなボディーで小型軽量化・省電力化。
- PDFボタン ドキュメントなどを直接PDFファイルに変換。テキスト情報を自動付加。
- PDF終了ボタン 複数ページのPDF作成後、ボタンを押すだけで一括保存が可能。
GT-S650 / エプソン
- 重さ約1.5kg、249×364×39mmの軽量薄型のコンパクトボディ
- スタンド内蔵で立てたままスキャン。立てたまま収納。
- 原稿カバーを取り外し可能。厚みのある本も簡単スキャン。
軽量で携帯できるモバイルスキャナー
ScanSnap iX100 FI-IX100/ FUJITSU
- 400g、A4カラー片面原稿を5.2秒。
- Wi-Fiを搭載、コードレスで接続できるモバイルスキャナ。
- 小さな紙は2枚並べて同時に読み取り、プラスチックカード※の読み取りにも対応。
imageFORMULA P-208II / キャノン
- モバイルタイプでありながら、ADF(自動原稿送り装置)を搭載。
- 携帯性を向上するために、ACアダプターなしでスキャンができる、USBバスパワー駆動を実現。
- 動作時の最大消費電力2.5W以下、省エネ設計。
触れずにスキャニングできるオーバーヘッドスキャナ
ScanSnap SV600 FI-SV600A / FUJITSU
- 厚みのある本、裁断できない大きな原稿、表面に触れたくない、大切な思い出の絵や写真を触れずに読み取れます。
- ページめくり検出機能、タイマースキャン機能。
- 本や雑誌を開いたとき発生する中央部の歪みを自動的に補正する「ブック補正機能」を搭載。
ブックスキャナー ・ドキュメントスキャナー / iCODIS
- 2100万高解像度、厚みのある本やA3サイズのページもそのままで撮影可能。
- タイマーを設定すれば等間隔で自動連続撮影可能。
- OCR言語認識技術が採用され、複数の言語を効率的かつ正確に識別。
スキャナーの選び方はデータ化したい目的を基準
スキャニングをする目的
データを残すことができるのは2つの種類になります。
“文字”がのっている書類
“画像”にしたい写真・ポジ・ネガ
文字
スキャナーで、書類や書籍にある文字をテキスト化(電子化)できます。
2022年電子帳簿保存のスキャナ保存制度を利用するなら、読取データから文字検索ができる精度のよいスキャナーを選択することが必要です。
文字データを抽出することができ、さらに検索もできるスキャナがあります。最新機能のスキャナは飛躍的に事務処理の効率化を図れます。
検索ができる文字データを抽出することができれば、事務処理の効率化を図ることができます。
電子書籍に関する自炊(じすい)とは、自ら所有する書籍や雑誌をイメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語
Wikipedia
と新たな造語もできるほどです。
スキャニングする目的は、「電子データとして保存すること」から、「電子データを読み取り、利用すること」へと移行しています。
書類から読み取った文字のテキストデータをエクセルや経理アプリにインポートすることができます。
文字のテキスト抽出ができるスキャナーは、事務作業を大幅に削減できます。
スキャニングのボタンをたった一つ押すだけで、これほど事務作業を自動化できる機械は他にはありません。
写真・ポジ
写真、現像したフィルムをスキャンすることで、画像データを作成できます。高性能の機種は、経年劣化やフィルムのゆがみなどを補正し、ハイクオリティな画像データを作成できます。取り込んだ画像データをクラウド上で振り分けることもでき、自動的にデータの整理できる機種もあります。
スキャナの形式・方法
数人で共有し、大量に書類の処理できるものから、小型で携帯して使えるものまで、様々なタイプがあります。
- シートフィードスキャナ(ADF搭載)‥AFD(自動給紙装置)で大量に自動に原稿を読み取る
- フラットベッドスキャナ‥原稿を固定して読み取る
- ハンディスキャナ‥原稿の上をスライドして読み取る
- オーバーヘッドスキャナ‥原稿に触れることなく、上から撮影するように読み取る
シートフィードスキャナ(ADF搭載)
大量の書類をスキャニングし、フォルダの自動振り分けもできるタイプ。経理関係の書類をデータ化するのに便利。電子帳簿保存法対応のスキャナーが多く発売されています。
電子帳簿保存法対応スキャナーのおすすめはこちらの記事で書いています。
≫【2022年最新】確定申告する人必見!電子帳簿保存法対応スキャナーおすすめ5選【経理もこれで楽勝】
フラットベッドスキャナ
写真・ポジ・ネガから高画質な画像を作成するタイプとデスクで簡単に書類をスキャニングする2タイプがあります。ポジ・ネガから直接データ化でき、アルバムをデータ化できます。
ハンディスキャナ
超軽量で持ち運びができるスキャナー。充電タイプでコードがなく手軽にスキャニングできるのが人気。名刺もスキャニングでき、データをテキスト化し、相手先にメールなどを送付できるというノンストップの仕事効率化を図れます。
オーバーヘッドスキャナ
原稿に触れることなくスキャニングでき、貴重な資料、A3サイズ以上の大きなものの、シートフィードスキャナでは、巻き取りにくい小さなものをスキャニング可。
まとめ:スキャナーとアプリケーションでさらに事務作業効率化
高性能のスキャナーを利用するだけで、事務作業を大幅に減らせます。スキャナーの精度を高めるだけで、何十時間もかかる文字入力、資料整理といった、事務作業を減らせるので、事務作業の費用対効果はあがります。
スキャナーは単にデータを保管するだけではなく、データ整理までできます。大量のデータを扱う方は、データの自動振り分け設定があるスキャナーを選べば、スキャニング→データ整理まで、事務作業を時短で正確にすすめられます。